戦略的ブランドデザインイメージ

戦略的ブランドデザイン

ブランドデザインとリニューアル

すでに消費者に浸透している"製品ブランド"は、時代の経過とともに企業が目指す"理想像"と"現状"との間にギャップを生じることも往往にしてあります。

企業にとっては、そのギャップを正確に把握することがリニューアルに向けてのスタート地点となりますが、その際には現状を的確に把握するための戦略的な市場調査の実施と同時に、強力な独自性をもった"理想像"が打ち立てられている必要があると言われています。

たとえば最近リニューアルされて話題となっているものに、日本コカ・コーラ㈱の"ジョージア"シリーズがあります。

これは、40代以降の人々がコーヒーに "気分転換"を求める人が多かったのに対し、20代~30代の若者層は "上質なものに触れることによる癒し"を求める人が多いという調査結果から、10年後にもこのブランドを成長させ続けるためには、20代~30代の若者層への訴求力をより強化することが必要であるという企業側の"理想"を実現させるために行われたもので、製品の質を向上させることと併行して"ジョージア"のブランドデザインのリニューアルが行われています。

そこではカップを表現したシンボルマークはそのまま使われていますが、平面的であったものから立体的なものに変えられたり、背景をブルーからシルバーに変えてより現代的で洗練されたイメージをプラスしたり、"GEOGIA"の"O"の部分をデザインしてコーヒーの香りが立ち上る様子をよりリアルに表現したりして、どのシリーズも若者が手にした時に「かっこいい」「高級感がある」などと興味を懐くような外観に変えられています。

このようにして企業は、自らが目指す"理想像"と"現状"とを、リニューアルによって実現させています。

消費者に製品の質の向上を分かってもらうには、まず興味をもってもらい、さらに購入して飲んでみてもらうという2つの段階を経なければなりませんが、視覚に訴えることのできるデザインの力を利用することによって、その過程をより効率よくクリアして消費者の製品に対するブランドイメージを高めることができます。

戦略的ブランドデザイン区切り線

戦略的ブランドデザインは、ネーミングについて解説しています。

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