戦略的ブランドデザインイメージ

戦略的ブランドデザイン

ブランドデザインについて

日本では、1950年代後半の高度成長時代にはテレビ・洗濯機・冷蔵庫が"三種の神器"として国民の間に広く普及し、さらに1960年代半ばの"いざなぎ景気"と呼ばれていた時代には、カラーテレビ・クーラー・自動車が"新三種の神器"として普及しました。

いわゆる戦後の混乱期を乗り越えて、 "作れば作っただけ売れる"という大量生産によって経済が成長していた時代で、消費者もこれらの商品を持っていること自体に満足感できていたのでした。

けれどもその後生活水準が向上して、国民の多くが中流意識を持ち始めた1980年代になると、人々はテレビやラジオ、雑誌などからさまざまな知識を得るようになり、今度は皆と同じものではなく個性を求め始めるようになりました。

これが高度成長時代の終焉の訪れで、企業は単に作っただけではモノは売れなくなってしまいました。

つまり、需要と供給のバランスが逆転して、これまでの「企業が消費者にモノを提供してあげている」という発想はすっかりくつがえされ、今度は「消費者がモノを選ぶ」という時代に入り、企業は消費者が何を求めているのかを調査・分析して、それに合わせた製品づくりに方向転換せざるをえなくなったのです。

消費者は、商品や広告、店舗などといった外見的な部分を通じて企業を知って行きます。

そのことからも、企業は消費者に選んでもらうためには何を目指して消費者に何を提供しようとしているのかということを、たとえばロゴマークや広告、商品のパッケージ、色、店舗の雰囲気などによって絶えず発信し続ける必要があります。

そしてそこで消費者の心をがっちりとつかむには、商品の品質の高さ同様にデザイン力というものが大きくものを言います。

技術の進歩した現代では、品質においてはどの企業も大きな差はないと言われますが、同じような質の商品が並んでいた場合、選ばれるのは価格、外見から伝わってくるイメージなどより消費者を魅了することのできるものが有利になってきます。

どのような売れるしくみを構築していくか(=デザインするか)ということも企業にとって重要な課題ですが、最近では外見のデザインに力を入れたデザイン先導のブランドデザイン戦略が注目されています。

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戦略的ブランドデザインは、ネーミングについて解説しています。

戦略的ブランドデザインPick!:戦略的ブランドデザイン

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